ショーケースの温度異常!?このままでは食品廃棄になってしまう!
食品スーパー様がショーケースのトラブルを早期に解決した事例をご紹介させていただいたところ、食品スーパーのお客様より多くのご反響とご相談をいただきましたので、その中でよりご要望の多かった冷凍食品のショーケーストラブル解決事例をご紹介させていただきます。
関東で数店舗導入している食品スーパー様ですが、以前「ショーケース最適制御システム」をご導入いただき、既存のショーケースを活かして省エネを実現していました。定期報告でも省エネ効果を確認していただいていましたが、ある日、店長ではない社員の方から「冷凍食品のショーケースから温度異常のアラートが来ていて、このままでは食品が全部廃棄になってしまう」とご連絡いただきました。ちょうど店長が席を外しているタイミングの温度異常アラートであったため、社員の方が慌ててご連絡してくださったようでした。
ショーケースの消費電力と温度を記録しているから原因がすぐにわかった!
冷凍食品にとって温度維持は重要な問題であり、ショーケースからの温度異常を解消することは一刻を争う状況でした。ショーケース自体も15年以上使用しており、老朽化によって故障した可能性もありましたが、まずはデータを確認しました。
温度変化と消費電力の変化を確認すると、前日の夜からショーケースが全く動作していないことがわかり、閉店作業時に消費電力がスパッと落ちていることから、ショーケースの電源を夜に落とし、その後ショーケースが起動していないことがわかりました。
このデータが見える化できていたため、経緯としては開店の時点ですでにショーケースの電源がONになっていないとわかりました。早速店長へご連絡したところ、店長は温度異常のアラートを受け取ってすぐに「電源の入れ忘れだ」と把握できたようで、ショーケースの電源を入れに行っていたとのことです。
冷凍食品のショーケースに温度異常が起きてしまうと食品の廃棄に繋がり、店舗全体で数百万円の損失につながるところでしたが、温度異常のアラートでトラブルの発生をすぐに知ることができて、食品ロスが発生する前に解決することができました。
食品スーパーで実はよく起こるショーケースのトラブル
実は、こういったショーケースのトラブルは食品スーパーではたびたび起こっており、弊社にもよく相談をいただきます。特に食品スーパーの店舗運営の中で以下の時によく発生します。
①商品の入替時、冷凍庫のスイッチをオフにして作業をした事がある
②夜間は一部のケースのスイッチをオフにして帰る
③電源スイッチは人が触れる場所にあり、いつのまにか電源がオフになっている
このような食品スーパーで発生しやすいトラブルですが、原因が特定できないと大きな損失につながるため、ショーケースの状態を見える化しておくことが非常に重要となります。
今回の場合、冷凍庫への商品搬入作業時に電源を落として作業をしていたスタッフが、急遽呼ばれてその場を離れる際にうっかり電源をONにすることを忘れていたことが原因でした。このような人為的なヒューマンエラーは常に発生する可能性がありますが、店長が事前に「ショーケース最適制御システム」で温度異常が発生したときのアラートを受け取れるようにしていたためすぐに解決することができました。
原因の特定に時間がかかると食品ロスとなって大きな損失になりますが、見える化しておくことですぐに対処できていた事例です。
食品スーパーの省エネ・トラブル解決はプロへ相談することがポイント
全国の食品スーパーの省エネ対策、コスト削減事例をご紹介している食品スーパー省エネ.comでは、食品スーパー様の省エネ対策、補助金活用、ベンチマーク制度対応、コスト削減、運営の効率化など様々な実績がありますので、お気軽にご連絡ください。
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