最大で年間電気代500万円以上削減! 台数制御による各企業の省エネ実績

皆様の工場はコンプレッサの台数制御を行っているでしょうか?
工場全体の電気使用量の20~25%を占めると言われているコンプレッサですが、いくつかあるコンプレッサの省エネ手法のうち代表的なひとつが台数制御です。
今回は、台数制御盤の導入によりどれくらいの省エネ効果を得ることができたのかの実績を数値と共にご紹介します。

※台数制御とは
工場内に複数台設置されているコンプレッサを、生産設備が必要とする圧力を維持しながら最適な運転を実現するよう制御する装置です(必要な圧力に合わせてどのコンプレッサを運転し、どのコンプレッサを停止させるかを決定します)。

このようなお困りごとを持っている方必見!

電気代の高騰に悩んでいる
新たな省エネ手法を探している
コンプレッサの電気代削減事例を知りたい
コンプレッサの増設を検討している
台数制御盤を導入していない

お客様のコンプレッサの設置状況と省エネ効果実績

「コンプレッサにかかる電気代を削減したい」という事業者様は非常に多いです。

コンプレッサの省エネ方法としては、インバータ機の導入エア漏れの軽減レシーバータンクの設置など様々ありますが、中でも非常に大きな省エネ効果が得られるのが台数制御盤の導入です。

今回は、台数制御盤をこれまで設置していなかった工場において、新たに台数制御盤を導入することでどれくらいの省エネ効果が得られるのかを一挙ご紹介します。

コンプレッサ台数
(インバータ機)
削減電力量
削減電気代
(参考値)
CO2排出削減量 削減(省エネ)率
A社 12台(3台) 397,000kWh 5,224,500円 129t 19.2%
B社 10台(3台) 354,000kWh 4,779,000円 118t 18.5%
C社 8台(2台) 288,000kWh 3,888,000円 96t 20.4%
D社 6台(1台) 346,000kWh 4,671,000円 115t 33.8%

 

なぜ大きな省エネ効果を得られるのか

通常のコンプレッサメーカーによる台数制御盤とは違い、弊社がご紹介する台数制御盤は以下のような制御が可能です。
これにより、より大きな省エネ効果を得ることができます。

あらゆるメーカー、機種、容量のコンプレッサを一括制御
離れた位置に設置されたコンプレッサも制御
インバータの回転数も考慮して最適制御

他にも、通常の台数制御盤にはない特殊な制御機能により、通常の台数制御盤より大きな省エネ効果を得ることができます。
詳しくは「コンプレッサの制御方法と台数制御盤」をご覧ください。

詳しくはこちら

大きな省エネ効果が見込まれる工場の特徴

すでに様々な省エネ対策を実施済みの工場もあれば、これまであまり省エネ対策については実施していなかったという工場もあります。
今回ご紹介した4社は、どれも約20%以上の大きな省エネ効果を得ることができましたが、設備状況により得られる省エネ効果は異なります。

そこで、わたしたちがご紹介する「特殊な制御機能を持つ台数制御盤」の導入により、大きな省エネ効果を得やすい工場の特徴をご紹介します。

古い工場(新設から15年以上経過している工場)
増設を繰り返し、様々なメーカー・機種・容量のコンプレッサが設置してある
1か所にまとまらず、離れた場所にもコンプレッサが設置されている
コンプレッサの台数が3台以上ある
インバータ搭載機の割合が、全体の30%未満
台数制御盤を導入していない

これまで台数制御盤による制御運転を行ってこなかった工場は当然省エネ効果が大きく、最大で約40%の削減効果を得ることができます。
しかし、すでに他社製の台数制御盤を設置していた工場の場合も、上記のような特徴を持っている工場は、わたしたちがご紹介する台数制御盤に更新することでさらなる省エネを実現することができます。

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