配管に電磁弁をつけて稼働に合わせ開閉するだけで4%の省エネを実現

事例の概要

場内を配管が巡っている樹脂成型を行っている製造工場で、エア配管に電磁弁をつけるという省エネ施策を行いました。
稼働する設備のラインは弁を開けて置き、その他は閉めるという対策をとることで、無駄なエア漏れを削減することができ、4%もの省エネ効果を得ることができました。

お困りごとの内容

その日の生産計画によって稼働する設備が異なるという状況でした。エア配管は全てがつながっている為、1つの設備を稼働させるだけでも全体の配管内圧を高める必要がありました。また、様々なところからエア漏れが発生しており、設備が動いていなくても内圧が下がりコンプレッサが稼働するという状況でした。
使用しない設備につながれている配管にはエアを送る必要はないと思っていても、そういった制御もできなく、毎回無駄だなと思いながらも使用をしている状況でした。

導入効果

台数制御盤をカスタマイズして、どの弁を開けるのか電気信号を出せる仕様にしました。
その日の生産計画にあわせて、制御盤から開閉する弁を定めることで、無駄なエアの生成や、余計なエア漏れを削減することができました。
エアを送る配管とそうではない配管を分けていくことで、エア漏れが多い系統も明確になり、その部分に関しては別途エア漏れ箇所を検知し、補修をしました。これら一連の流れを続けてきたいことで、エア漏れ量も減らすことができ、機械停止時でも配管内圧は大きく下がらないようになりました。

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