コンプレッサの省エネ方法のひとつとして、「台数制御盤の導入」があります。
工場内に複数のコンプレッサが設置されている工場ではすでに導入済みのところも多いと思います。
しかし実は、通常の台数制御盤では実現できない制御などもあり、さらなる省エネの余地があるのです。
今回は、既存の台数制御盤から弊社が紹介する特殊な台数制御盤に更新したことで、さらなる省エネを実現できた事例をご紹介します。
このような方必見!
コンプレッサの電気代を削減したい | ||
もっと効率的に制御し、コンプレッサの無駄な稼働を軽減したい | ||
台数制御盤設置後にさらにコンプレッサを増設した | ||
省エネ施策がネタ切れになってきた | ||
カーボンニュートラルへの取り組みを求められたが、何から行えばいいかわからない |
既存の台数制御盤を更新してさらなる省エネを達成した実績
すでにコンプレッサメーカーによる台数制御盤を設置していた企業様において、
弊社がご紹介する台数制御盤に更新したことでどれくらいの省エネを実現できたのかをご紹介します。
コンプレッサ台数 (インバータ機) |
削減電力量 | 削減電気代 | CO2排出削減量 | 削減率 | |
---|---|---|---|---|---|
A社 | 16台(4台) | 322,000kWh | 4,347,000円 | 107t | 9.3% |
B社 | 12台(0台) | 443,000kWh | 5,980,500円 | 148t | 7.2% |
さらなる省エネが実現できる理由
弊社がご紹介する台数制御盤は、コンプレッサメーカーによるものではありません。ここが実は大きなポイントなのです。
通常の台数制御盤の場合、メーカーや機種、容量によって対応できるコンプレッサに制限があります。
そのため、増設などによって複数のメーカーによるコンプレッサがある場合、すべてのコンプレッサを制御できないことがあります。
しかし、弊社がご紹介する台数制御盤は、国内外の主要なコンプレッサメーカーはほぼ対応しており、メーカー・機種・容量が異なる機器もまとめて制御することが可能です。
その他にも、特徴的ないくつかの制御機能があり、これによってさらなる省エネを実現することができます。
メーカー、機種、容量問わずまとめて制御が可能 | ||
インバータの回転数を読み取り、より最適な制御を実現 | ||
圧力の上限、下限を細かく設定し、人が常時操作しているような追従性の高い運転が可能 |
他にも、通常の台数制御盤にはない特殊な制御機能により、通常の台数制御盤より大きな省エネ効果を得ることができます。
詳しくは「コンプレッサの制御方法と台数制御盤」をご覧ください。
台数制御盤の更新でさらなる省エネが見込まれる工場
すでに台数制御盤を導入している方の中でも、弊社がご紹介する台数制御盤へ更新することでさらなる省エネを実現できる工場と、逆にあまり大きな違いが得られない工場があります。
そこで、台数制御盤の更新により、さらなる省エネを得られやすい工場の特徴をご紹介します。
コンプレッサのメーカーや機種がバラバラで、制御していない機器がある | ||
台数制御盤導入後に、さらにコンプレッサを増設した | ||
1か所にまとまらず、コンプレッサを分散して設置している | ||
コンプレッサの台数が3台以上 | ||
インバータ搭載機の台数割合が全体の30%未満 |
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