事例の概要
照明のLED化を推進する補助金は年々少なくなってきています。
補助金を活用して導入することは現実的に難しいといって良いでしょう。
しかし、照明は生産プロセスと直結しない為に、投資回収も読みづらいという側面があります。
そのような事業所様に対して、「明るさ提供サービス」という手法をを用いて導入することとなりました。
お困りごとの内容
投資回収が長くなってしまう照明の更新は社内の稟議が通しにくく、気が付くと水銀灯や蛍光灯の製造停止時期となっていました。今の照明が切れてしまった後は、否応なしにLEDにしなければならないとわかっていても、更新費用は多額となり、社内予算の確保が必要です。
なにか良い方法がない物かと考えている中で、今回の「明るさ提供サービス」という手法を活用することとなりました。
照明灯具の費用、工事費はゼロ円でLED化ができ、明るさに対してサービス料を支払うというものです。
導入効果
「明るさ提供サービス」を用いて照明器具の更新を実施したことで以下のメリットが得られました。
・初期費用ゼロでLED化ができ、照明トラブル対応がなくなった
・サービス提供である為、資産管理せずに済んだ
・自社で在庫を持つこともなく管理の工数が減った
・トラブルが起きたら、無償で対応してくれるので助かる
・予算に組み込むことなく導入ができた
一番喜んでいただいたのは、自分たちで照明器具の管理をしなくてよくなったという事です。在庫管理、業者の調整などでとにかく手間がかかっていたという部分に対して、この「明るさ提供サービス」では不要となります。ただ、LED化するだけではなく、施設課・保全課の方々の管理の手間を削減できたことは、見えない部分ですが大きな成果であったと伺っています。